いま、わかっているピッチャーの肩や肘を守る方法 〜 最善策は何なのか?

高校野球でも話題になっている"投球制限"、これがいま指導者ができるポイントです。投球制限を上手く使うためには、何が必要なのでしょうか?

 

私は、チーム共通の「ガイドライン」を設定すること、

そして「カウンター」を持ちながら試合を見ることだと思っています。

 

「ガイドライン」設定のために、チームの中で、事前に一つの結論を導き出す。高校野球に全てを賭けるのか、プロを視野に入れるのか、それとも野球をこれからも続けたいのか。その上で、ピッチャーは誰でも投げすぎは良くないという「ガイドライン」を設定する。そうすれば、チームがまとまり、監督の采配への不満も軽減されると思う。

 

もう1つの「カウンター」を持ちながら試合を見るということは、どういうことなのか?

元プロ選手によると、ピッチャーにはそれぞれ"スタミナ"があるといいます。

具体的には、打たれ始める球数や、球が浮いてくる球数など。

それぞれのスタミナを普段から調査しておかないと、試合で継投が効果的に

できないのです。そこで、投球制限に理解ある若い監督たちに是非行って欲しいことが「カウンター」の導入。

高校野球でカウンターを持つ人は少ないと思います。

でも日頃からカウンターとともに投球の傾向を分析し、

「お前は何球超えると球が動き始めるから、その辺で変えるぞ、大会でも同じだ」と

選手に共有することで、上手く投球制限を使いこなせようになるでしょう。


投球制限をすると、直面するのは"二番手以降の育成"

大船渡の監督も本気で「佐々木なし」で勝つことを考えていたのであれば、

継投に重点を置いてチーム作りをしていたと思う。

夏の大会でエース1人に投げ切らせることは、”怪我”と”敗北”の可能性が高く、

かなりリスクがあること。

いきなり夏の大会で継投しよう、なんて考えては捨てた方がいいと思います。

練習試合などで大切なことは、日頃から継投などの練習をして、

二番手以降を育て上げ、エースが心も身体も休める体制を作り上げることです。

 

二番手以降の育成で頭に置いておくべきこと、

それは諦めずに"練習すれば、上手くなる"ということです。

"諦めずに努力すれば、大抵の事は出来るようになる"と

最近読んだ本に書いてありました。

*1

メンタリストDAIGOさんもオススメされてましたね!


1.2万人を30年追跡して判明!起業家の才能がある人の3つの特徴

 

最近なら、SNSなどで投げるコツなどを学ぶことが出来ます。ということは、日頃の試合で実践しつつ、各自学んで行くことで、ある程度試合を作れる投手になれるんじゃないでしょうか。こうして、二番手、三番手が台頭してくることは、選手たちに出場機会が増えることに繋がります。そうして、切磋琢磨する環境ができ、チームに良い影響を与えるのです。


私がキューバで見た練習が、二番手以降の育成で役立つと思うので、是非参考にして欲しいのです。

 

 

ピッチングの前のキャッチボールのときに、片足立ちやシャドーピッチング、短い距離でのピッチングなどを行っていました。ある程度試合を作れる投手を育てるには、細かいスモールステップを踏み、ピッチング練習を地道に積み重ねていけばよいと思います。

 

参考文献:

*1:やればできる!の科学